ライブクイズで月間7,000万人のアクティブユーザーをエンゲージ 。

実例概要

2010年創業のBukalapakは、インドネシアの大手通販サイトの一つである。インターネットの普及に追いついていない家族運営型小売業者(mom-and-pop kiosks)を助けるために設立されたプラットフォームとして、インドネシア市場の中小企業向けに低額かつ有効な販売ツールの提供を主な事業としている。2019年度には、640万人を超える小売業者と月間7,000万人のアクティブユーザーとの間の平均一日200万回のトランザクションの実績を挙げた。時代や技術の先進に取り残された者を常に考えているBukalapakは、誰もが必要な時に技術、インフラストラクチャー、金融を平等にアクセスできるインクルーシブな未来社会を築くことを目指している。

業界種類
ライブ配信ソリューション
プロダクト
プラットフォーム

 

インドネシアの大手通販サイトの一つであるBukalapakは、インターネットの普及に追いついていない家族運営型小売業者(mom-and-pop kiosks)を助けるために設立されたプラットフォームとして、主に中小企業向けに低額かつ有効な販売ツールを提供している。

老練なプラットフォームに新たな挑戦

顧客エンゲージメントやウェブサイト訪問者数を増やすため、Bukalapakは週一で開催するライブクイズ機能を導入することに決定した。娯楽性やインタラクティブ性が共に高いクイズゲームは、インドネシアでも人気があり、更にポイントや割引券などの賞品で話題性を作り出すことで、より訪問者の関心をき寄せ、ウェブサイト内の滞在時間を伸ばすことができるとBukalapakは確信していた。

しかし、既に完成形に至っていたウェブサイトにライブクイズ機能を導入するにはかなりの工夫が必要だった。ライブクイズのアイデアを実用できる形に作り上げるために必要なバックエンドのハードウェアや技術もBukalapakにはなかった。その時に助太刀に呼ばれたのは、BeLiveであった。

当時のBeLiveは、既にライブ配信業界で数年分の実績を積んでおり、自らのライブ・エデュテイメントソリューションの一環としてライブクイズ機能の開発にも着手していた。これらの経験を活かし、BeLiveがBukalapakの課題に見出した解決方法は、ウェブサイト内のカスタムライブクイズゲームとライブ配信を通じて商売を行うライブコマース機能を合わせたカスタムメードの二段ソリューションであった。

Bukalapakのライブ配信進出に適したソリューション

どんなアプリにでも対応できる柔軟性の高いライブ配信ソリューションを活かし、Bukalapakに下記のサービスを提供した:

カスタマイゼーション

プラットフォームに関して全てにおいて熟達していたBukalapakには、外見からも操作からも既存エコシステムのものと統一した機能が望ましかった。その要望に応じて、我々は弊社自慢のホワイトラベル型商品で、Bukalapakの既存プラットフォームにスムーズに取り込められるカスタムメードのウェブソリューションを作った。

ライブクイズ

ライブクイズの実施は、一見簡単そうで、実際そうではないことを熟知していたBukalapak。そのこだわりに合わせて、BeLiveが持っていた既存フレームワークからBukalapakのブランドにピッタリなカスタムメードのUI・UXを開発した。長年のライブクイズ経験や熟練の技術を活かし作り上げたその機能は、見事に初回からも滞りのない運営を果たせた。サービスとして、クイズのゲームプレイやユーザー行動などに関する分析データを含むアナリティクスもBukalapakに提供した。

ゲーミフィケーション

視聴者のエンゲージメントを最大限まで伸ばすために、「ゲーミフィケーション」の理解は不可欠である。どのように工夫すれば、視聴者にゲームを続けさせられるのか、ゲームのリピーターにできるのか、これらの課題に対する理解は、優れたライブクイズの開発に必要だった。ゲーミフィケーションに関しては知っていたものの、実際の応用においては着手する由もなかったBukalapakは、ここで専門的なアシストを求めていた。ここでBeLiveは、以前のライブクイズアプリの開発からの経験を活かし、ランク付きでレベルアップ可能のカスタムなクイズ・リーダーボードなどの形で、最新のゲーミフィケーション対策をBukalapakのライブクイズ機能に取り込んだ。

ウェブ・ベース・インテグレーション

利用者視点からしてはただの新機能に過ぎないBukalapakのライブクイズだが、バックエンドでは壮大なインテグレーションが必要であった。ここはBeLiveのウェブ・ベース・ソリューションのメリットが発揮される場である。BeLiveのウェブ・ベース・ソリューションでは、バックエンドのインテグレーション作業を完全に我々に任せることができる。この仕組みで、コーディングができなくても、我々が提供するコンテンツ管理システム(CMS)で簡単にすべての配信をまとめて管理することが可能となり、利用者にスムーズなユーザー体験を与えながら、Bukalapak側の管理負担を同時に削減することもできた。

エンゲージメントを更に向上

BeLiveとの協力で生み出されたBukalapakの新機能は二つ:BukaLiveとライブクイズ。この二つの機能は、Bukalapakの配信者やその着実な成長軌道上にあるファンベースによって活かされている。

その一つ目のBukaLiveは、アプリ内でのライブ配信を可能にすることで、配信者にライブで新商品を視聴者に紹介する手段を与えている。機能内に搭載されているライブチャットを使って、購入リンクやその他の商品情報を視聴者と共有することもできる。

その次のライブクイズ機能は、Bukalapakのプラットフォームにゲーム要素を与えている。Bukalapakの公式チャンネルは今よくライブクイズゲーム形式で視聴者におすすめ賞品や事業者を紹介している。このような形で、通常ではただ商品情報をページに載せ、顧客が自ら関心を持ってくれることを待つ所謂「一方通行」なオンライン販売方法とは違う、より積極的で楽しい方法で視聴者の関心を引き寄せ、商売をする斬新な販売の取り方が可能となった。

その成功の証として、Bukalapakのライブクイズ機能は既に7,000万人のユーザー利用に到達している。しかし、それより期待できるのは、Bukalapakのこれからの伸びしろだ。Bukalapakの成長に連れ、顧客のニーズや要求も恐らく変わっていくでしょう。既存の協力の延長線上に、我々もBukalapakの変化していくニーズに応じて、サービスの増加や調整を行いつつ、これからもサポートしていく所存である。

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